日本のロックバンド、
GLAYがリリースした通算41作目の
シングル『I am xxx』は、
2009年5月25日に発表されました。この日は、バンドにとって特別な意味合いを持っています。というのも、デビュー
シングルである「RAIN」が発売された日からちょうど15年が経過した日でもあるからです。この特別な日を記念するために、通常の水曜日ではなく月曜日にリリースされたことが特徴的です。
リリース日が異なることで、オリコン
シングルチャートの集計日がいつもより4日短くなりましたが、それにもかかわらず初登場で2位という好スタートを切りました。このことは、
GLAYの変わらぬ人気と彼らの音楽への期待の高さを示しています。
収録内容
シングルの通常盤には、以下のような楽曲が収録されています:
1.
I am xxx
作詞・作曲は
TAKUROが手掛けています。この曲は
アスミック・エースが配給する映画『ラスト・ブラッド』の主題歌としても知られています。
2.
冬のエトランジェ (THE GREAT VACATION -extra- Live ver.)
この楽曲は、
TAKUROが作詞・作曲を担当した
MISIAの楽曲のセルフカバーであり、アルバム『SINGER FOR SINGER』にも収録されています。
3.
I am xxx (Instrumental)
オリジナル曲のインストゥルメンタルバージョンです。
4.
THE GREAT VACATION VOL.1(予告編)
これは、アルバム『THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF
GLAY〜』のDisc.3の楽曲の一部を収録したものです。仮タイトルは「アルバムフラッシュ」とされています。
通常盤の品番は、反射層の内側に記録されており、外見からは区別ができないようになっています。その内訳は、TOCT-40261Aに「TWO BELL SILENCE」、TOCT-40261Bに「すべて愛だった -Lavie d'une petite fille-」が収録されています。これにより、開封するまでどの楽曲が含まれているかわからないという独特の楽しさがあります。
初回限定盤の特典
初回限定盤には、
2009年4月に行われたメンバーによるプロデュースライブの映像が収録されたDVDも付属しています。このライブには以下のような楽曲が含まれています:
NHKホールで
TAKUROがプロデュースした「10years〜あれから10年も、このさき10年も〜」の公演から。
STUDIO COASTでTERUがプロデュースした「BOYS ONLY NIGHT」から。
大阪厚生年金会館で
JIROがプロデュースした「OSAKA CRUSH NIGHT!!」から。
ディファ有明で
HISASHIがプロデュースした「RESONANCE Vol.2」から。
このように、『I am xxx』は音楽的な新たな試みや、ファンへの感謝の気持ちを込めた作品として、
GLAYの歴史に新たな1ページを刻んだ
シングルです。